国際協力学生団体「結」

サクー村支援プロジェクト

 サクー村では、小学校で運動会を実施しました。前年のスタディーツアーで村では子供達の協調性を養う機会がないという問題点を小学校の先生から聴取し、実施に至りました。

 1番の困難は私達が英語と日本語のみしか話せないのに対し、村の子供達はネパール語のみしか話せないという点でした。言葉が通じない、さらに運動会というものを知らない子供達に対して、どのようにアプローチしたらいいのかを考えるのには苦労しましたが、日本人の持っている「運動会」の概念に囚われず、ルールの簡単なしっぽ取りゲームを種目に取り入れたり、現地の知り合いの助けを借りてネパール語でルール説明のポスターを作るなどして工夫しました。

 その結果、運動会は成功に終わり、子供達は全身で私達に向かって喜びを表現してくれました。先生方からも好評をいただき、次年度からも継続して実施させて頂けることになりました。

 この経験から自分たちの固定概念に囚われず、相手の立場に立って支援を行うことの大切さを学びました。今はコロナウィルスの影響でスタディーツアーに行けない状況が続いていますが、状況が落ち着き次第サクー村の運動会はこれからも継続して行きたいです。




実際の様子


inserted by FC2 system